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 水原の華城


水原の華城
遺産形態 文化遺産
遺産名称 水原の華城
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遺産規模 周囲5.8km、城壁高さ7.0m
所在地 大韓民国京畿道水原市華城
位置図 位置図
地理(周辺状況) ソウルの南約40kmに位置し、京畿道道庁所在地。交通量多い。気温は冬期最低・摂氏-14度前後、夏期最高摂氏34度。雨量は7〜8月にかけて多く、冬季は少ない。農業・商業・科学分野において発展を遂げ、国内の生活水準が最も向上したという評価を得ている。
世界遺産登録状況 登録基準 (2)ある期間ないしはある文化圏に於いて、芸術や技術の発展をもたらした重要な文化交流を示すもの
(3)現存するもの或いはすでに消滅した、ある文化や文明の極めて貴重な証拠
登録年月日 1997年
危機遺産登録 なし
成立時期(時代等) 1793年
遺産概要 京畿道水原市にある華城は、1794(正祖18)年から2年の歳月をかけ建設された都市である。都市の周囲には堅固な城壁が巡らされている。城壁の東西南北には蒼龍門・華西門・八達門・長安門の4つの門が設置されている。城内の主要街路は八達門と長安門を結ぶ南北の道がある。華城の築城に関しては『華城城役儀軌』に細かく記録されており、工事に関わった工人や使用機材、材料等が事細かに記載されている。華城は平山城の形態で軍事的防御機能と商業的機能共に備えている。施設の機能が科学的、合理的、実用的構造となっている。また、華城は朝鮮動乱時に大きな被害を被ったが、現在はかなり復元され往時の姿に戻っている。全体は史跡第3号に指定・管理されており、指定文化財としては八達門(宝物第402号)華西門(宝物第403号)などがある。

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