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 高敞・和順・江華の支石墓跡


高敞・和順・江華の支石墓跡
遺産形態 文化遺産
遺産名称 高敞・和順・江華の支石墓跡
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遺産規模 およそ52ha(520000平方メートル)
所在地 大韓民国全羅北道高敞郡・全羅南道和順郡・京畿道江華郡
位置図 位置図
地理(周辺状況) 全羅北道:東高西低の地形で起伏に富む。気候は寒暖の差が大きい。人口の約3割が農業に従事、自動車・電子工業・機械工業が発達。 全羅南道:朝鮮半島の西南部に位置、南西海岸には干潟が多く生態学的にも重要。気候は温暖多湿。水産品が特産。 京畿道江華郡:大韓民国北西部、江華島と周辺の小島から成る郡。江華島は平坦な地形を成し、水田と朝鮮人参の畑が広がっている。
世界遺産登録状況 登録基準 (3)現存するもの或いはすでに消滅した、ある文化や文明の極めて貴重な証拠
登録年月日 2000年
危機遺産登録 なし
成立時期(時代等) 紀元前1世紀頃〜
遺産概要 高敞支石墓群は全羅北道高敞郡竹林里と道山里一帯を中心に分布する大規模な支石墓群である。分布は東西1700m余りの範囲に密集して築かれており、その総数は442基を数える。韓国に於いて最も大きな支石墓群集地域を形成している。使用されている石材には10トン未満のものから300トンを越すものまで見られ、多様な大きさの支石墓が確認できる。テーブル式、碁板式、地上石槨形等各種の支石墓が共存している。和順支石墓支石墓群は全羅南道和順郡道谷面孝山里春陽面大薪里一帯の渓谷に位置している。約10kmにわたって500余基の支石墓が群集して分布している。最近の発見によるため保存状態が極めて良い。また、採石場も発見されており、当時の石材入手・運搬方法や石材を扱う技術を知ることの出来る遺跡である。江華支石墓は仁川広域市江華郡富近里、三巨里、鰲上里等の地域に120基余りが分布している。ここには、長さ7,1m、高さ2,6mを計測する韓国最大の北方式支石墓が立地している。これら3カ所に分布する支石墓群は、高敞・和順に分布する支石墓が史跡第391号、第410号に、江華に分布するものが史跡第137号及び仁川広域市記念物第16・31・32号にそれぞれ指定され保護されている。

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