集団研修2025

ACCU集団研修「木造建造物の保存と修復」が終了しました

2025.10.09

「集団研修2025」現地研修を9月19日から10月2日の約2週間行いました。
10か国から13名を奈良に招聘し「木造建造物の保存と修復」をテーマに、日本の木造建造物の保存や修理の技術、知識について学びました。
本研修の前半では東大寺、談山神社、多神社、なら歴史芸術文化村など奈良県内での実習を重ねて、木造建造物の修理計画を策定しました。
後半は長野県の木曾平沢、奈良井宿、岐阜県の白川郷を訪れ、現地の伝統的建造物の街並みの保存事例や抱えている課題などを学びました。
研修生たちはたいへん意欲的に取組み、講師への質問やディスカッションが積極的に行われました。
帰国後は日本で学んだ知識をそれぞれの国で共有し、文化遺産保護の推進とその課題解決に生かしていただくことが期待されています。