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バンコクから北に約70キロ、黄金の都と称された古代都市です。15世紀にはスコタイを支配下に治めたアユタヤ王朝は、18世紀までの約450年間、水運を活かして遠くペルシャやヨーロッパ諸国との貿易を盛んに行い、国際都市として繁栄を極めました。しかし、1767年、ミャンマー軍との戦いで王宮は完全に破壊され、豪華絢爛たる建物はすべて焼失しました。廃墟と化した寺院の跡は、整備されて遺跡公園になっています。
王宮の建物は、すべて木造であったため残るのは基礎部分のみ。寺院跡には、レンガ造りの仏塔と部分的に柱と壁が残っています。傾いて倒壊のおそれのある部分は、固めて補強されました。
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ワット・プラ・シー・サンペット寺院
王室専用の寺院です。大きな3基の仏塔が並び、シンボル的存在になっています。広大な敷地の中に今にも倒れそうな壁、漆喰が剥がれレンガがむき出しの柱が点在します。 |
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ワット・プラ・マハタート
レンガ造りの仏塔は傾き、壁に沿って整然と並ぶ仏像には、頭部がありません。まさに廃墟。木の根に取り込まれた仏像の頭部が哀れです。 |
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ワット・ヤイ・チャイモンコン
1357年に建てられたと伝えられる寺院。巨大な仏塔の周りには、仏像が整然と並びます。 |
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