世界遺産教室の開催

世界遺産教室の様子(高取国際高等学校)

奈良県立高取国際高等学校で世界遺産教室を開催しました(11月9日)。

2021.11.11

11月9日、奈良県立高取国際高等学校2年生を対象に、世界遺産教室を開催しました。
これまでの世界遺産教室では、世界遺産の概要や世界遺産条約について紹介してきましたが、今年度から地元奈良の世界遺産や文化遺産に焦点をあてた「奈良の世界遺産の発掘調査、建造物・文化財の保存修理についての実例」のテーマを新設いたしました。

今回は、この新しい取り組みでの記念すべき第一回目となり、同校の選択授業「あすか学」の一貫として開催いたしました。講師として奈良県立橿原考古学研究所の鶴見泰寿先生をお招きし、世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産の一つである「飛鳥宮跡」を中心としながら、飛鳥の歴史や、発掘調査方法、歴史資料と考古学調査からどのような歴史が見えてくるのか、講師の体験談も交え豊富な写真資料とともにお話しいただきました。