集団研修2024を開催しました

集団研修2024を開催しました(8月26日〜10月4日)

2024.10.10

「文化遺産の保護に資する集団研修2024」を8月26日〜10月4日まで開催しました。
アジア太平洋地域の15か国から15名の研修生が参加し、今年は「考古遺跡の調査記録と保存活用」というテーマで、奈良文化財研究所、橿原考古学研究所などにおいて奈良県内の考古遺跡の発掘方法や、遺物の保存・活用方法について学びました。
さらに、佐賀県の国史跡吉野ヶ里遺跡や、福岡県の世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連資産群の関連施設、九州国立博物館にも訪れ、世界遺産登録後の課題やマネジメントについてや、発掘後の遺跡整備、博物館における役割などについても学びました。

研修生たちは、自国でどのように応用できるかについて、常に積極的に考えていました。今後も、この研修で得た知識を自国での文化遺産保護に活用することを願います。