パラオでのワークショップで持続可能な文化遺産保存活用を目指す
2026.06.16
2026年10月にパラオ共和国で開催予定の国際ワークショップに向け、5月に事前調査を実施しました。
現地では、パラオ政府人材・文化・観光・開発省との間でワークショップ実施に関する覚書(MoU)を締結するとともに、研修内容について協議を行いました。
また、ワークショップの講師を務める予定の山口欧志氏(奈良文化財研究所 主任研究員)にご協力いただき、研修の実習対象として男性の伝統的集会所「バイ」の3D記録について検討し、文化遺産の保存・活用に関する課題や可能性について意見交換を行いました。
当バイはアイライ州に位置しており、現存する数少ないバイの中で最も古いものです。
さらに、JICAをはじめとする関係機関と情報共有を行いました。
パラオ国内では持続可能な観光促進に向けた取組が進められており、本ワークショップとの連携による相乗効果も期待されています。
ワークショップは、奈良文化財研究所の協力のもと、文化庁、ACCU奈良、パラオ政府人材・文化・観光・開発省の共催により、2026年10月に1週間開催予定です。
本ワークショップは、2025年11月に実施した個別テーマ研修「気候変動に対応する文化遺産保護:3D技術と持続的な遺産の保存活用」の成果を発展させるものです。
パラオ政府からのご要望をいただき、今回のワークショップでは「文化遺産の3D記録・活用」と「文化遺産と観光マネジメント」をテーマに、文化遺産の保存と活用を両立するための知識や技術の共有を目指します。


